「ななちゃんのソウタン日記」第7回目は、6月8日(木)に行われた、

ソウタン7回目、「地域」探究③~周南市を知る~

周南市役所5部署の方をお招きし、周南市の現状についての講演(各教室)です!今後の「地域」探究を大きく左右する大事な時間です。グループに情報を共有するため、真剣に聞く生徒の様子と、周南市役所講演後、生徒の感想をご紹介します!


 今回は、講師として周南市役所のシティプロモーション課、観光交流課、スマートシティ推進課、道路課、公共交通対策課の方をお招きし、35人前後の各教室で周南市の現状について40分程度講演をして頂きました!生徒は、周南市役所の方の熱意を肌で感じ、どの教室も真剣な良い雰囲気でした。また、スライドや生徒配布用資料のご準備まで、本当にありがとうございました!

  おなじみとなったゲスト、周南公立大学の学生さん12名(隅田さん、泉谷さん、井上さん、河西さん、高田さん、西部さん、塩見さん、田中さん、土井さん、東長さん、吉村さん、小野さん)にお越しいただきました。いつもありがとうございます。

今回は学生さん2~3人で各教室の担当を決めていただき、生徒と一緒に講演を聴いていただきました。

  さらに、中特ホールディングスの吉本様、河田様が社会人ゲストとして参加してくださいました。お忙しい中、ありがとうございます。中特ホールディングスさんは「まちと未来をキレイにする仕事。」をスローガンに掲げ、環境・リサイクルに取組まれている会社です。地域活動に積極的に取り組んでいらっしゃり、そのご縁で今回のご参加が実現いたしました。ありがとうございます!どんなお仕事をされているのか、気になる方はぜひ検索してみてくださいね!

周南市の人口が減少しているというのは知っていたけれど、具体的な数字やグラフを見ることで、より改善すべき問題なのだなと思いました。改善するためにただ情報を発信し、共有するだけでなくターゲットに驚きや共感を与えて、一度市外に出た人、一度訪れたことがある人たちがもう一度この市に戻りたいと思ってもらうことが大切なのだと思いました。

 周南市の観光客数は、コロナのせいもあり、年々減少している現状を知りました。観光客を増やすために、市役所の方はいろいろなイベントなどを開催しており、いつか自分も友達を誘って1つでも多く参加し、広めていきたいと思います。

 意外と自分の持っている意見を発信するのは難しいと思いました。だけど発信することで何かが変わる。周南市についての課題が分かったので、他県で行っている事業のようにもっと学生も活発になるべきだと思いました。

 自分たちが普段使っているバスや電車などは、公共交通対策課が管理しており、現在さまざまな問題があることがわかりました。コミュニティ交通のように、移動が困難な人達のための交通手段がぞんざいしていることを初めて知りました。知らないところでこうした取り組みが行われていてすごいと思いました。

 インフラについての課題や取り組み、土木授業の各課の仕事の内容について知ることができたので面白いと感じました。また、橋守隊の存在を知って興味を持ちました。さらに、通報アプリがあることを知ったので、もしも道路で危険な場所があればアプリで知らせて、安心安全な道路にしていけるように貢献していきたいです。

 生徒の目を見てしっかりと伝えてくださったり、難しい言葉も高校生が分かりやすいように、紐解いて説明してくださったり、緊張感を解すのに質問を投げかけてくださったりするお姿がとても印象的でした。先生この言葉知ってますか?と自慢げに話してくれる生徒もいて、とても嬉しくなりました。 

 周南市役所の方の、熱い思いを聞き、生徒のやる気も高まっていくのを感じました。

来週のソウタンは、市役所講演についてグループで情報交換です。周南市役所の方のお話を生徒がどのように受け取り、仲間と共有するのか。

今回一緒に講話を聞いてくださっていた大学生の皆様からのアドバイスもいただけるそうです!ますます楽しくなりますね!


<今後の簡単な流れ>

①ソウタン第7回目 各グループ5~6人で分担し、周南市役所5課の講演を聞く。

②ソウタン第8回目 各講演の内容を持ちグループに持ち帰り、共有することで、全員が全課の講演内容を網羅。

③ソウタン第9回目~講演で得た知識を活用し、高校生なりの地域課題の解決策を練る。