現代社会は,急速に変化しており,インターネットやAIが発達し,産業構造や就業形態だけでなく,人としての在り方や価値観も変わってきています。本校では,そのような世の中においても,「人間力」を不変の真理とし、世の中の変化に的確に対応できる柔軟な「適応力」をもとに,持続可能な新しい時代を創り出す主役として,大きく飛躍するための素地を培う教育を展開しています。
本校は,昭和3年(1928年),徳山のさらなる発展に向けた商業教育に対する期待により開校された財団法人徳山商業学校及び昭和4年(1929年),工業人の育成により工業都市徳山を支えることを使命として開校された徳山町立実業実践学校を源としており,以来,今年の3月で卒業生は3万人を超え,多くの秀逸なる人材を地元周南地区はもとより全国に輩出する歴史と伝統のある学校です。
現在の学科・クラス編成は,各学年とも「総合ビジネス科」,「情報ビジネス科」,「機械科」,「電子情報技術科」,「環境システム科」がそれぞれ1クラスの5クラス編成で,全校15クラスの学校です。「誠実」「協働」「実践」の3つの校訓の下,「ビジネス教育」や「ものづくり教育」に関する実践的・体験的な教育活動などを通して,ビジネス・ものづくりの基礎・基本だけでなく,専門性を高め,高度な資格取得にもチャレンジしています。学校行事や部活動にも,気概をもってイキイキと取り組んでいます。部活動では,これまで多くの部活動が全国大会や中国大会に出場しています。
卒業後の進路として就職を希望する生徒の多くは,地元に活躍の場を求めています。本校は,地域に根ざした専門高校として,地域に貢献し,地域から愛され,地域から期待され,信頼される学校をめざし,地域との連携・協働を進めています。
地域社会を担う人材の育成に向けて,保護者や同窓生,地域の方々等の御支援,御協力をいただきながら,生徒と教職員が一丸となって充実した教育活動を展開していきたいと思います。本校生徒の「学びの実感」が,地域の方々の「誇り」の波紋を広げ,小・中学生にとっては「憧れ」の高等学校となるような学校づくりを進めてまいりたいと思いますので,どうぞよろしくお願いいたします。
令和8年4月
山口県立徳山商工高等学校
校 長 中 根 弘 信