校長挨拶

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 本校は、昭和3年(1928年)、徳山のさらなる発展に向けた商業教育に対する期待により開校された財団法人徳山商業学校及び昭和4年に工業人の育成により工業都市徳山を支えることを使命として開校された徳山町立実業実践学校を源としており、爾来、卒業生は2万9千余名を数え、多くの秀逸なる人材を地元周南地区はもとより全国に輩出する歴史と伝統のある学校です。

 校訓は「誠実」「協働」「実践」の3つを掲げ、「いきいき商工 磨け人間力 高めよ専門力」を掛け声に『ビジネス教育』『ものづくり教育』を実践し、地域産業の担い手として将来のスペシャリストを育成するため実学を重視した教育を行い、加速度的に変化する社会に対応できる人材育成に取り組んでいます。

 現在の学科・クラス編成は、各学年とも総合ビジネス科、情報ビジネス科、機械科、電子情報技術科、環境システム科がそれぞれ1クラスの5クラス編成で全校15クラスの学校です。ビジネス・ものづくりの基礎基本を大切にし、専門性を高める授業はもとより、高度な資格取得にもチャレンジしています。学校行事や部活動にも、気概をもって取り組んでいます。

 卒業後の進路として就職を希望する生徒の多くは、地元に活躍の場を求めています。本校は、地域に根ざした専門高校として、地域に貢献し、地域から愛され、地域から期待され信頼される学校をめざし、地域との連携・協働を進めています。

専門高校に学ぶ生徒は産業社会を創造しその発展を担うものとして、社会人・職業人としての基礎的・基本的な資質や必要な能力を身に付け、自らの生き方を探求し、目標の実現に向けて努力することが求められています。地域社会を担う人材の育成に向けて、保護者や同窓生、地域の方々等の御支援、御協力をいただきながら、生徒と教職員が一丸となって充実した教育活動を展開していきたいと思います。本校生徒の「学びの実感」が地域の方々の「誇り」の波紋を広げ、小・中学生にとっては、「憧れ」の高等学校となるような学校づくりを進めてまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

令和6年4月

 

山口県立徳山商工高等学校 

校長  庄 田 敦 紀