機械科

専門科目について

本校で学ぶ専門科目について紹介します。

機械工作・・・機械材料の種類や工作機械の特徴について学びます。

機械設計・・・ねじや歯車に関する強度計算を行い、その数値が適正かどうかを評価する方法を学びます。

原動機・・・配管を流れる流体や、加熱された空気が持つエネルギーの計算方法を学び、エネルギーの効率についても検討します。

自動車工学・・・自動車の構造や各部品の名称とその役割について学びます。

工業数理基礎・・・プログラミングについて学びます。


実習科目について

本校で学ぶ代表的な実習を紹介します。

金属加工

溶接

材料試験

内燃機関

CAD

金属加工

旋盤実習

旋盤とは、チャックという回転する台に工作物をとりつけ、切削バイトと呼ばれる工具を当てて工作物を削って作りだす機械を旋盤といいます。 工作物を回転させて削ることから、工作物は円筒形のものが適しており、自動車の主軸や、ボルトの加工に用いられることが一般的です。

フライス盤実習

フライス盤とは、円筒状で複数の刃が付いた刃物を回転させ、固定している工作物に押し当てて加工する機械のことです。平面や段差を作ったり、溝を入れたりする用途に適しており、歯車や金型、機械部品などの加工に用いられることが一般的です。 

MC(マシニングセンタ)実習

先述の旋盤やフライス盤は手作業で行うのに対し、MCは複数の刃物を自動で交換できる装置(ATC)を持ち、プログラミング制御に従って穴開けや平面削りなどを1台でこなせる機械です。実習ではプログラムの作成、シュミレーション、そして実際に加工を行います。

溶接

ガス溶接

ガスの持つエネルギーを利用して、金属を溶して溶接することをアーク溶接といいます。

実習では、溶接した板の曲げ試験を行って、溶接の腕前を競っています。


アーク溶接

電気の持つエネルギーを利用して、金属を溶して溶接することをアーク溶接といいます。

実習では、サイコロ型の容器を製作し、どれだけの圧力に耐えられるかを競っています。


材料試験

材料試験実習

材料試験では、鉄などの金属を破壊して、強度を測定する実習を行います。

試験機を用いて、数トンもの力を発生させて、金属を引っ張っています。


内燃機関

内燃機関実習

 内燃機関とは車のエンジンのことです。

この実習では、実際の日本車のエンジンの分解組立を行い、部品の名前やその役割

を学んでいます。


CAD実習

CAD実習

CADとは、コンピューターを使用して図面を製作するソフトウェアのことです。


機械製図の授業で学んだ知識をもとに、CADを用いて図面を作成しています。


課題研究について

課題研究では一年間を通して、これまで学んだ専門知識を活用して、自分の目標を設定して研究して発表を行います。

これまでに取り組んだテーマを紹介します。

〇学校や部活動に役立つものづくり

〇原動機付き一輪車の作成

〇3人乗り自転車の作成

〇相撲ロボットの作成

〇化学プラント回転設備の分解整備